厳しい?青二塾のオーディション・評判はどう?学費100万超え! 

名称 青二塾
公式サイト https://www.aonijuku-tokyo.jp

青二塾とは、1982年に創立された声優事務所 青二プロダクション に附属する声優養成所。

青二塾には、「声優である前に俳優を育成する」という強いポリシーがあるとか。

安直な声優養成所が乱立する時代に危機を感じた青二プロダクションが、自分たちの後継者を自分たちの手で育成しようとしたのが、どうやら設立のきっかけのようですね。

声優養成所の東大 と形容されることもある「青二塾」。

声優を目指している方の多くが、ご存知ではないでしょうか。

それでは、青二塾について、具体的に見ていきましょう。

 

口コミ

卒業公 があるのですね!!

思い立ったが吉日。

私だったら、時間を作って観にいきたいです♪

 

こちらの投稿は、ラジオCM の指導風景。

まずやってみる、チャレンジすることが大切である。

経験を積まれている先生の言葉には、深みがありますねぇ。

 

声優グランプリ という雑誌があるようです。

卒業生としてインタビューを受けるなんて…感慨深いものがありますね!

 

青二塾には、夏合宿旅行会 もあるとか。

旅行と言っても、勉強会を兼ねた感じかな?

養成所の仲間と過ごす貴重な時間になりそうですね♪

 

総評 90/100点

声優業界では知名度が高い「青二塾」。

その青二塾の母体ともいえる 青二プロダクション は、設立以来、歴史と同時に信頼を積み上げてきました。

青二プロダクションは、声優のみならず、俳優やナレーターのマネジメント、アニメ・ゲーム・CM・ナレーションのキャスティングや音響制作など、声に関わる業務は、ほとんど全てを請け負っています。

他の養成所と大きく違う点は、入塾は誰でもできるわけではない という点。

一次試験(書類&ボイスサンプル)と二次試験(面接&セリフ・ナレーション・歌唱)を通過した選ばれたメンバーのみが、入塾を許されるのです。

青二塾の入塾試験を受ける人数は多く、かなりの高倍率。

合格するのは、容易なことではありません。

入塾も難しく、学費もやや高めではありますが、青二塾で訓練を受けた卒業生の多くは、声優として充実した生活を送っています。

※ちなみに、もっとも人気のある声優養成所は日ナレです。林原めぐみさんなど数々のスター声優がここ出身です。

 

デビュー実績 20/20点

神谷 浩史 『ONE PIECE』 トラファルガー・ロー

『夏目友人帳 シリーズ』 シリーズ 夏目貴志

『斉木楠雄のΨ難』 斉木楠雄

『おそ松さん』 松野チョロ松

『進撃の巨人』 リヴァイ

 津田   美波 『ID-0』 ミクリ・マヤ

『アイカツスターズ!』 白鳥ひめ

『アイドルマスター シンデレラガールズ』 小日向美穂

『ゆるゆり シリーズ』 船見結衣

『ゆゆ式』 櫟井唯

『ポケットモンスター ベストウイッシュ』 アイリスのキバゴ

水田 わさび 『ドラえもん』 ドラえもん

『たこやきマントマン』 グリーン

CX 『正直女子さんぽ』 ナレーション

 白石   涼子 『 ONE PIECE』 アキビ、サウスバード

『とっとこハム太郎 はむはむぱらだいちゅ!』 ヤスシくん

『ゲゲゲの鬼太郎(第6作)』 ヴィクター・フランケンシュタイン

『遊☆戯☆王VRAINS』 ハル

 野中   藍  『深夜!天才バカボン』 ハジメ

『けものフレンズ』 アミメキリン、サーバル

『おそ松さん』 チビ美

『戦国コレクション』 亜衣

 伊藤  かな恵 『宝石の国』 アメシスト

『真・三國無双8』 王元姫

『世にも奇妙な物語 ラジオの特別編「逆誘拐犯」』 少女

『世界の果てまでイッテQ!』 ナレーション

 佐藤   聡美 『ドラゴンボール改』 カルゴ

『ドラえもん(テレビ朝日版第2期)』 御女中

『美少女戦士セーラームーンCrystal』 大阪なる

『iPhoneアプリ 東北ずん子』 東北ずん子

沢城 みゆき 『ルパン三世』 峰不二子:三代目

『HUNTER × HUNTER』 クラピカ

『報道ステーション』ナレーション

緑川  光 『坂本ですが?』 坂本

『新機動戦記ガンダムW』 ヒイロ・ユイ

『SLAM DUNK』 流川楓

『ルパン三世』峰不二子役の沢城みゆきさん、『スラムダンク』流川楓役の緑川光さんなど、有名かつ優秀な声優が青二塾から数多く卒業されています。

歴史の長い大手プロダクションだからこそできる徹底した指導やレッスン内容の成果と言えそうですね!

 

直結の事務所・プロダクション 20/20点

青二塾は、青二プロダクションの附属養成所になるので、もちろん 青二プロダクション と直結しています。

「青二プロ」「青二」とも呼ばれる青二プロダクションは、1969年に日本で初の声優専門の芸能事務所として設立。

当時は、タレント16名、スタッフ3名という小規模からスタートしました。

創業者である「我々の財産は信用と信頼である」という言葉にもあるように、お客様や所属俳優との信頼関係で築いてきたものをもとに、なお活躍の幅を広げているようです。

「青二塾出身」「青二プロダクション所属」というと、声優業界では一目置かれるくらい。

そんなプロダクションがバックグラウンドにあるというのは、とても心強いですね!

 

通いやすさ 17/20点

「全日制」となっている青二塾のレッスン時間は、10時から15時まで。

下の表は、1週間のカリキュラムの一例となります。(2022年11月現在)

午前と午後に、2時間ずつのレッスンがみっちりと詰まっている感じですね。

ちなみに青二塾の校舎(東京校)は、六本木に存在します。

最寄り駅が六本木駅となるので、受講生の中には下宿する人も多くいるでしょう。

 

学費・年間費用 15/20点

青二塾の学費は、次のようになります。(2022年11月現在)

入塾金

220,000円

前期受講料

440,000円

後期受講料

440,000円

入塾金220,000円と前期受講料440,000円の合計660,000円は、指定日までに納入する必要があります。

後期受講料も前期と同じく440,000円なので、1年間に必要な金額は、トータルで 110万円 。

習い事として考えると高額ですが、「全日制」の学校として捉えると、それほど高くはないかも知れません。

上記以外には、日舞用の浴衣や帯が3~4万円程度かかってきます。

 

対象年齢・オーディション資格 18/20点

青二塾公式HPには、オーディション出願資格として以下の「3点すべてを満たすこと」と記載されています。

  1. 高校卒業以上。(大検合格者または高校卒業程度認定試験合格者)
  2. 定められた講座を受講可能な方。
  3. 定められた受講料を納入可能な方。

つまり、18歳以上かつ時間もお金も確保できる人が対象となるようですね。

こちらは、実際に通っている人の年齢を表したグラフ。

年齢に上限はないといっても、受講生は、やはり10代20代が大多数です。

 

レッスン内容

青二塾のレッスンには、生涯俳優として活躍するために必要なこと がギュッと詰め込まれています。

声優として必要な「声」による演技はもちろん、日舞や洋舞などを通して、演技者としての基礎的要素や自然な体の動きを習得。

また、マイク前で実際の台本とVTRを用いて演じる練習をしたり、楽曲を歌いながら身体全体を使っての発声練習することも、将来に向けた実践的なトレーニングですね。

俳優としての基礎レッスン総仕上げである 卒業公演 や様々な業種の方を講師に招いく ゼミナール も、好評ですよ。

 

まとめ

青二塾について、いかがでしたか。

声優養成所の東大 と言われているように、入塾試験や学費の面においても、敷居が高い印象 を受けますね。

また、ほとんどの養成所で用意されている 無料体験レッスンや見学なども、青二塾には一切ありません 。

1年間みっちりと 全日制 で集中して頑張るというスタイルは、やはり効率的でいいですね!

「絶対声優になる!」という覚悟がある方には、青二塾は本当におすすめ。

入塾試験や学費の問題がクリアできれば、ぜひ検討してみて下さい!

お問い合わせや資料請求は、こちらからどうぞ。